2005年9月例会報告


ご講演中の堀尾哲一郎氏(左)と報告の中心となった書籍(右)
 平成17年9月14日(水)の例会に於いて堀尾哲一郎氏から「潜在自然植生から学ぶもの」と題する講演をお聴きした。かなり以前に録音したNHK放送大学「鎮守の森と村の暮らし」を最近たまたま聴いていて「潜在自然植生」に関心を持ち、横浜国立大学名誉教授宮脇昭先生の著書「鎮守の森」を中心に、潜在自然植生とは何か、その現状、そこから何を学ぶかについて述べた。人間を含め全ての生物はお互いに関連しながら「競争、共生、我慢」の中で運命共同体として生きている、或いは生かされている。しかし、人類が便利で快適な生活を求め続ける中で、自然は破壊し続けられてきた。同時に、人類も心が蝕まれてきたのではないかと疑問を投げかけ、文化・教養薫る国づくりが求められていると結論した。議論の中で表題として「鎮守の森から学ぶ」の方が判りやすい。「自然植生」を復活させる場合、便利で快適な生活との調和をどう図るかもう少し突っ込んだ議論がほしかった。。最新の科学技術(たとえば遺伝子操作など)で「自然植生」に類似したものは出来ないのか。など活発な議論があった。

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