2006年1月例会報告


ご講演中の片岡康昭氏
1964年当時の会社四季報
 昨年からの株価の急回復は目を見張るものがる。その主役は外国投資家とインターネットを利用した個人投資家と言われ、従来の機関投資家主導の市場が大きく変わろうとしているようにも見える。また、一般を対象とした株式投資関連の書籍もかなり目だっている。こうした背景からスマイル会メンバー各位も株投資に強い関心を持ち、従来から株式投資を実践されている片岡氏に経験談をお話頂くこととなった。そして、2006年1月11日(水)の1月例会に於いて、片岡康昭氏の「私の投資経験」と題するお話を拝聴した。
 お話は昭和40年(1965年)頃から現在に至るまでの約40年間の実体験を詳細な売買記録に基づいて株式投資と債券投資に分けて銘柄選定の理由、買いタイミングと売りタイミングなどについて詳しいご説明があった。
 父親から「株や競馬のような危険な分野には手をだすな」と言われていたが、会社に入社して上司から「会社の内容を知るには株式投資が一番」と言われ関連会社の株式を初任給を元手に購入したのが株式投資の始めと言う。それ以来、会社四季報をほぼ唯一の情報源として今日まで続けてこられた。債券いついては昭和50年ごろの6.1国債など懐かしい債券や外国債券(ランド債など)の話など興味深く拝聴した。質疑応答も活発で瞬く間に3時間が過ぎた。
 最後に投資経験から得たものとして次のようにまとめられた。
(1)相手の会社を知るために始めた。
(2)安く買って高く売る。買った値段より安いうちは売らない。
(3)暴落はチャンス。
(4)釣り人の気持ち。
(5)プロフィットは全部投資する。
(6)株は株、債券は債券に投資。
(7)バブル崩壊による銀行、厚生年金基金の放出優良株が狙い目。
(8)ベンチャーに注目。
(9)個人的に何らかの関係があったものが多い。
(10)ひらめきで買うと面白いが失敗も多い。
(11)つぶれるかどうかを見極めるのが大事。
(12)腐りかかった肉ほどうまい。
(13)投資アドバイザーは参考にならない。
(14)公定歩合値上げにより債券は安くなるが、為替は高くなる。
(15)上位10者内の株を持ち経営に影響を与える。



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