2006年5月例会報告


講演される阿部哲夫氏

プロダクト・サプライアーからコンセプト・サプライアーへ

 日本は長い間プロダクト・サプライアーとして、他国のやり方を上手に模倣し、改良することで大きくなってきました。国レベルでも、企業レベルでも同様でした。我が国はこのスタイルで、めざましい成長を遂げ、世界第二位の経済大国になりました。
 しかし日本が、今後ともプロダクト・サプライアーとしてこの模倣改良路線を続けているだけでは、真の一流国として尊敬されることはありません。
やはり日本独自のやり方で、日本独自の新しい価値を世界にもたらす。こうして始めて日本は、新しい価値をもたらすコンセプト・サプライアーとして認められ、真の一流国として尊敬されることになるのだと思います。
 今まで日本は、先輩達の大変な努力により、近代化に必要なものを上手に供給するプロダクト・サプライアーとして世界に認められるようになりました。
 
これからの21世紀には、日本の独自性を自覚し、その独自性を活かして新しい価値を創出し、日本を新しいコンセプト・サプライアーとして登場させたいものです。そのためには、自らを冷静・客観的に評価し、その持てる個性を強みとして大胆に発揮することだと思うのです。

20065月 阿部哲夫

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