2007年5月例会報告


体験的日本人・日本社会論
講演される山本氏


 2007年5月9日(水)の例会で山本利久氏から「体験的日本人・日本社会論」と題してご講演をいただいた。
欧米諸国から見た日本人・日本社会はかなり異質に映るようである。それを「世界の常識は、日本の非常識」と表現した人がいる。講師は欧米における長い海外在住経験に基づいて、いくつかの視点から日本人と日本社会の特殊性について述べ、自国の文化・文明に根ざす要素の大きいことを看破し、グローバリゼーションの進む中で、日本人の独自性を維持しつつ世界の人々とどう付き合うべきかについて示唆に富むお話であった。出席者からは森嶋道夫著「なぜ日本は行き詰まったか」の指摘とかなり共通する点があるという発言があった。西洋と東洋との対比や宗教(特にイスラム教)との関係など非常に広範囲の討論が行われた。トヨタに代表される最近の日本企業の躍進と日本の特殊性との関連についても議論された。


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