2011年1月例会報告

英国の宗教改革史
〜イングランドとスコットランド〜

辻 宏 氏
 2011年1月12日(水)に辻宏氏から「英国の宗教改革史〜イングランドとスコットランド〜」と題する話をお聴きした。辻宏氏は今回のご発表の背景を次のように述べられた。

 「2008Englandを、鉄道・レンタカーを乗り継ぎBBに宿泊して3週間程旅行した。2010年にはScotland1週間旅行した。EnglandScotlandを、タイミンゲを分けて回ったことで、夫々の国の違いをより明確に体験することが出来た。同じGreat Britainの中の国でありながら、根源的に自然が違い、人種(?)が違い、歴史が違うところから、キリスト教の宗教改革も全く異なった経過を辿り、全く異なった結果となったものだ。

 Englandの各地には、中世期にカトリック教会として栄えたままのゴチック建築の会堂が、今もなお聳え立っているのを見かける。それらの殆どは、現在英国国教会として存在している。ところが、Scotlandでは、そうしたかつてのカトリック教会の会堂は殆ど残っておらず、大聖堂も大寺院もことごとく破壊され、廃墟となって目に触れる。

 EnglandScotlandが夫々に体験した宗教改革の名残である。」
  
 そして、この違いを理解する上で参考となる次の事項について解説された。
1.イギリスのキリスト教の起源
2.宗教改革前夜
3.イギリスの宗教改革ーイングランド
4.イギリスの宗教改革ースコットランド
5.イギリス革命(清教徒革命と名誉革命)とキリスト教
6.メソディスト(Methodist)運動

非常に、興味を引いたのはジョン・ウィクリフが聖書を英訳した際の序文をエイブラハム・リンカーンがゲティスバーグの演説で引用し、さらにGHQによる日本国憲法草案前文にも引用されたことである。

 


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