2012年2月例会報告
引揚者/少国民の見聞した満州
 阿部哲夫氏

講演会場 引揚ルート(長春→錦洲→葫芦島→摂津丸で日本へ)

2012年2月8日(水)阿部哲夫氏から「引揚者/少国民の見聞した満州」と題するお話をお聴きした。阿部氏は両親とともに第2次世界大戦中、旧満州国に居住していた実体験を記録に残すべく今回の報告となった。戦後67年となった現在、現役世代はすっかり戦後生まれに入れ替わり、戦争の記憶は年とともに薄れてゆく中、今回の報告は貴重な記録の一つである。スマイル会のメンバーの約半数は戦時中の朝鮮半島・中国(満州)の居住者で、討論は非常に盛り上がった。阿部氏の報告には同意できる部分と同意できない部分があると云う発言もあったが、小学生の体験談であるから当然であり、このような体験談の集積が真相を浮き彫りにすると考えられる。特に、駐留してきたソ連兵、八路軍(共産軍)、国府軍に対する評価は居住地域、職業や地位により大きく異なると思われる。


発表資料はこちら


copyright (C):1999 smile-kai, all rights reserved