2012年4月例会報告
古代オリエントと旧約聖書
 辻 宏 氏

ご講演される辻宏氏 肥沃な三日月(旺文社研究世界史より)

2012年4月11日(水)辻宏氏から「古代オリエントと旧約聖書」と題するお話をお聴きした。昨年3月ヘブライ語を勉強しているグループ数人と旅行で歩んだ道を旧約聖書等と関連付けて豊富な写真を入れて報告された。前半は資料に基づく説明、後半は旅行中に撮った写真の解説であった。BC3300年頃、チグリス・ユーフラテス両河流域のメソポタミアから地中海沿岸のシリアにかけて細長く発達した緑地帯は肥沃な三日月(Fertile Crescent)と呼ばれ旧大陸最古の農耕文化と都市文化が発達した。今回の旅行ルートは、マリ→アレッポ→エブラ→ウガリット→ダマスコ→である。洪水物語(ノアの方船)、バベルの塔の物語、アルファベットの歴史など豊富な情報の提供があった。
後記として、2011.3.11.シリア国のデル・エゾ―ルからアレッポに向かうバスの中で東北の大震災を知り、グループの中に阪神淡路大震災の被害者、スマトラ沖の津波の被害者、仙台から参加した人などがおり、楽しい旅行が急に暗い雰囲気となったとの貴重な体験報告があった。


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