2013年3月例会報告

尖閣諸島は日本固有の領土か
浅井 和子
お話しされる浅井和子氏 参考書籍 孫崎亨編 岩波書店
会場風景 参考書籍 国際法事例研究会 慶応通信(株)
 2013年3月28日(木)浅井和子氏から「尖閣諸島は日本固有の領土か」と題するお話をお聴きした。弁護士と云う専門家の立場で次の通り判り易く説明された。(1)領土取得の要件、(2)尖閣諸島の問題に対する日中双方の主張の要約、(3)日本の主張に対する中国の批判または反論(ボッタム宣言、カイロ宣言、サンフランシスコ条約、沖縄返還など)(4)日本の主張は国際的に説得力があるか、(5)棚上げ論について。
 同盟関係にある米国の尖閣諸島主権の帰属に対する立場は中立である。即ち、日本と中国の間に紛争を残すことが米国の国益となるとの考えがあるのではないか。
 領土問題は領土周辺の権益とも絡み容易に解決できるものではなく、領有権と権益との分離など全く新しい発想に基づく外交交渉が望まれる。
 スマイル会メンバー各人の関心もあり久しぶりに全員が出席し、更に、次回のゲストスピーカーの梅津寿一氏も参加され活発な議論が行われた。
 青木満男氏から朝日新聞の記事「尖閣 過熱する主張」(2012.10.31.
12版20ページ)の紹介があった。


浅井氏のレジュメ
資料1
資料2


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