2014年6月例会報告


タイ王国のきのう・きょう・あした

中村 嘉孝氏
 
ご講演される中村嘉孝氏  会場風景
 
 2014年6月26日(木)駐在経験ありタイに詳しい中村嘉孝氏から「タイ王国のきのう・きょう・あした」と題するお話をお聴きした。タイには多くの日本企業が進出し非常に親しみのある国であるだけに昨今の政治的混乱の背景に何があるのかを読み解いて頂く非常に良い機会であった。ご講演は大きく分けて4っの部分で構成されていた。(1)タイがどのような体質を持つ国であるか(王室、仏教、政治、経済、社会)、(2)きょうのタイ、(3)きのうまでのタイ、(4)あすからのタイ。
 現在のタイの混乱は2001年に発足したタクシン・チナワット内閣から始まったと考えた。タクシンは大票田の農民、労働者、小規模事業者の歓喜を買う施策により、政権をとったが利益誘導が目に余り2006年9月国外追放となった。その結果、タクシン支持の赤シャツ派(UDD)と反タクシン派(PAD)の黄シャツ派の対立が激しくなり今日に至っている。このような国家存亡の危機を乗り切るには国王の采配が期待されるが、国を二分する対立と国軍によるクーデタにより着地点を見出せていない。このような現状を踏まえて大胆に「あすのタイ」を予測した。


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