2015年2月例会報告


3Dプリンターについて

片岡 康昭

 
     
熱演される片岡康昭氏 参考文献例 

 2015年2月25日(木)片岡康昭氏から3Dプリンターについてのお話をお聴きした。光硬化性樹脂をレーザーで積層状に固める造形法の研究は1970年代に始まり、その後、各種造形法が開発された。3D Printing(3DP)と言う言葉は1995年に使用され始めた。その後コンピューター技術の急速な発展によって「ものずくり」のデジタル化が進み、3Dプリンターは今後のモノづくり革命の重要な要素技術となると思われる。講演では(1)3Dプリンターとは?、(2)その原理と種類、(3)3Dデータの作成、(4)積層造形技術の活用分野、(5)今後期待される分野、(6)市場予測、(7)3Dプリンターが抱えるさまざまな問題、(8)市販品、(9)トピックスに分けて分かり易く説明された。討論の中で平成26年度経済産業省の「三次元造形技術を核としたものづくり革命プログラム(40億円、5年間)」の紹介があった。
 

 講演に使用された資料


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