2015年4月例会報告
続第一次世界大戦ードイツ問題並びに戦間期の出来事 梅津 寿一 |
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講演される梅津寿一氏 | 主な参考文献 | ||||
2015年4月30日(木)梅津寿一氏から「続第一次世界大戦−ドイツ問題並びに戦間期の出来事」と題してお話をお聴きした。昨年11月例会で「作家たちの第一次世界大戦」と題してご報告を頂いたが、その続編としてドイツ問題を中心にヘルムート・プレスナー著「ドイツロマン主義とナチズム−遅れてきた国民」とピーター・ヴィーレック著「ロマン派からヒトラーへ」を基に解明を試みた。第一次世界大戦は人類史上最初の世界を巻き込んだ戦争であり、人の精神のありようを根底から変えてしまった戦争であり、今でもその負の遺産に呪縛され続けている。この観点から勃発より100年後の今日、改めて問い直してみることは有意義と考えられる。昨今、我が国では安全保障体制の議論が盛り上がているが20世紀に起きた多くの戦争のもたらした結果を直視し、将来の方向性を誤らないことは我々の責務であろう。その意味で今回(前回を含めて)のお話はおおいに参考になった。 |
講演レジュメ |
年表 |
参考文献 |
補論 |
資料1 |