2015年9月例会報告


ヘルマン・ヘッセと禅仏教

梅津 寿一
  
   
ヘルマン・ヘッセ(1967年)  講演される梅津寿一氏   ヘルマン・ヘッセのスケッチの例
 
使用された文献の一部  

 
 2015年9月24日(木)梅津 寿一氏から「ヘルマン・ヘッセと禅仏教」と題してお話をお聴きした。梅津 寿一氏は昨年11月の例会で第一次世界大戦時、ヘルマン・ヘッセやロマン・ローランら作家たちが反戦のキャンペーン張ったことについて述べられた。今回はその延長線上で、東洋思想にも造詣の深いヘルマン・ヘッセについてその一生を鳥瞰し、禅仏教との関わりについても考察した。構成は(1)家庭環境と幼少時代、(2)第一次世界大戦期、(3)精神的危機、(4)シッダールタ、(5)終わりに、である。ヘルマン・ヘッセに関しては研究が盛んで「日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会」という組織が情報を発信している。昨今の国内外の情勢を見ると第一次世界大戦や第二次世界大戦について再考する意義は大きいと考えられる。

レジュメ
補遺
資料1
資料2
資料3


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