2016年6月例会報告
憲法改正論議を通じて、日本の未来像を考える(試論) 中村 嘉孝 |
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2016年6月23日(木)中村嘉孝氏から「憲法改正論議を通じて、日本の未来像を考える(試論)」というお話をお聴きした。 本報告の動機として、情報の氾濫する中で一人の国民として我が国をもう少しわかりやすいものにする手立てを模索し、次のような項目についてまとめた。(1)ダスト国家からクリスタル国家へ、(2)憲法改正論議と国民投票、(3)ともかく国民投票を実施したい、(4)押し付けられた憲法という問題、(5)国民投票への国民の準備、(6)選択の困難性の問題、(7)主要政党のマニフェストあるいは重要施策にみる憲法問題、(8)国会議員全員による憲法96条の決議−私の提案、(9)私の改憲案(仮に、「未来像を考える党の案」とする、(10)その他の検討事項・問題点。 今回の試論は、日本国民が受け身ではなく能動的に憲法に向き合うことの大切さを認識し、これを国民投票の実現によって具体化しようという主張である。「特定秘密保護法」制定(2013)、「安全保障関連法」制定(2015)及び昨今の改憲議論を考えたとき非常に示唆に富んだものであった。 |
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