2017年2月例会報告


ナチス・ドイツと女性

梅津 寿一
  
   
 

  2017年2月23日(木)梅津寿一氏から「ナチス・ドイツと女性」と題するお話をお聴きした。第一次世界大戦から第二次世界大戦終結までの約30年間のドイツ情勢をその期間に活躍した女性たちとドイツ女性のナチ党(ヒットラー)への傾倒について詳しく述べられた。キーワードは次の3項目である、
 (1)女性解放からの女性の解放:数百万人もの若い男性の命を奪った第一次世界大戦は男性の職場への女性の進出をもたらした。
 (2)優生思想における母性:生殖に関する政策、出生率向上政策。
 (3)全国女性指導者:ショルツ=クリンク(全国女性指導者に任命され、「協調」「民族」「義務」をスローガンとした)とマグタ・ゲッペルス(もう一人の第三帝国のファーストレディー、夫と6人の子供と共に自決)。

レジュメ 
年表
資料1 ショルツ=クリンク(写真)  
資料2マグダ・ゲッペルス(写真) 


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