2017年10月例会報告
ヴェトナム(Viet Num)の歴史 辻 宏 |
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2017年10月26日(木)辻 宏氏から「ヴェトナム(Viet Num)の歴史」と題するお話をお聴きした。辻氏は今までにホー・チ・ミン(サイゴン)を何度か訪れ、最近、改めて北部のハノイから中部のフエ、ダナン、ホイアン、そして南部のホー・チ・ミンまでを通して旅行し、市民の生活に関心を持ち、その背景を探るためヴェトナムの歴史を調査をされた。その結果を「ヴェトナムの歴史とヴェトナム戦争」と題する2回シリーズに纏められた。今回はその前半となります。 BC207年、中国南部に秦朝に反逆した政権「南越」が誕生し、番禺(現広東)を首都として、広大な中国南部一帯を支配した。趙朝と呼ばれ、これがヴェトナムの歴史のはじめとされている。BC111~AD989年には1000年に及ぶ中国支配が続いた。AD989年以降、中国からの独立、フランス植民地時代、日本の進駐、ホー・チ・ミンによるヴェトナム民主共和国(グエン王朝バオダイ帝退位によるグエン王朝終焉)、南部にヴェトナム共和国(サイゴン政府)樹立、10年に亘るヴェトナム戦争(1965~1975)の後、1976年南北統一により「ヴェトナム社会主義共和国が樹立され今日に至っている。 |
レジュメ |
ヴェトナムの国名の変遷) |
質問に答えて |