2019年4月例会報告


1928年パリ不戦条約
(ケロッグ=ブリアン条約)
の今日的意義

梅津 寿一

  
 
 
 
  2019年4月25日(木)梅津寿一氏から、「1928年パリ不戦条約(ケロッグ=ブリアン条約)の今日的意義」と題するお話をお聴きした。日本国憲法第9条に取り入れられた「戦争放棄」の条文の原点といわれる、パリ不戦条約について振り返ってみるのは、現政権下の下で憲法改正を目指している今、意義あることと考えた。
第一次世界大戦の反省に基づいて1928年に成立したパリ不戦条約においても戦争を防止できなかった。それでは世界はどう対応していたのかについて次の項目に分けて詳しく論じている。(1)1928年以前の世界(戦争を合法化した人、戦争を違法化した人々)、(2)パリ不戦条約、(3)ナチスの侵略を理論化した男:カール・シュミット、(4)国際主義者たちを讃えよ。そして結論として、私たち一人ひとりには変化を起こす力がある。私たちは、自分が暮らす世界に対して責任を負ている。皆が力を合わせれば、平和を保ち続けてきた制度を支援し、変化し続ける環境に応じてそれらを修正し、暴力をさらに減らすための新たな制度を構築できるし、またそうする義務があると述べている。
配布資料
(1)レジュメ
(2)年表:パリ不戦条約関連の出来事
(3)主な関係者の写真
(4)カール・シュミットの「友・敵」理論
(5)パリ不戦条約関連のノーベル平和賞受賞者




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