2019年5月例会報告


満州事変から太平洋戦争まで
戦争回避のチャンスはあったか?
前編1946.12.08.まで


片岡 康昭

  
 
 
 
  2019年5月23日(木)片岡 康昭氏から、「満州事変から太平洋戦争まで~戦争回避のチャンスはあったか?」
と題するお話のうち前編として太平洋戦争開戦(1946.12.08.)までをお聴きした。
 戦後75年経って、現在の視点から過去の戦争、事変の現在まで明らかになった要因、個人や集団の責任を
考察した。また、それぞれのターニングポイントにおいて誰がどのようにしたら、あるいはしなかったらどうなった
か、また、そのようにする難易度について考察してみた。後編では、現在の視点で第二東京裁判を行うと誰が
どのように責任を負うべきかをランク付けしてみる。更に、今まで表面に現れなかったマスコミの行動と責任、
現在、悪者になっている陸軍に対して海軍は本当に善人であったかについても言及する。
 スマイル会では、ここ数年、太平洋戦争を題材とした報告が多くみられ、メンバーの関心の深さの表れと思
われる。今回も、活発な議論があった。来月の後編が楽しみである。また、記録ビデオの放映も検討中である。
レジュメ




copyright (C):1999 smile-kai, all rights reserved