2019年6月27日(木)片岡 康昭氏から、「満州事変から太平洋戦争まで~戦争回避のチャンスはあったか?」と題するお話のうち後編をお聴きした。後編は「第二次世界大戦」(1939年9月開戦)から始まり、内閣、議会と軍部の対立、欧州情勢の緊迫化、日独伊三国同盟など日米開戦へ突き進む様子が語られた。その間にも何度か立ち止まって考え直す機会もあったが、結果は日米開戦を避けることは出来なかった。ここで大切なことは、これらを過去の史実にとどまらせず、世界平和に役立せなければならないことであろう。
今回は片岡氏の友人2名(佐藤秀樹氏と河鍋巌氏)のゲスト参加を得て討論は盛り上がった。
後半ではビデオ「選択ー開戦を回避せよ!近衛文麿 日米交渉の挫折」鑑賞し、充実した内容となった。 |