2019年9月例会報告
水の土木遺産 水とともに生きた歴史を今に伝える~その2 若林 高子 |
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2019年9月26日(木) 若林高子氏から、「水の土木遺産-水とともに生きた歴史を今に伝える~ その2」と題するお話をお聴きした。ご講演は本年2月の例会でご報告のあった続編であり、著書「水の土木遺産-水とともに生きた歴史を今に伝える」を出典とし、(1)明るい暮らしと電力への期待 水力発電をテーマに歴史的な水力発電所とダムについて詳しく説明され、(2)きれいで、おいしい水を~近代上下水道をテーマに、主要な浄水場、配水施設、ポンプ施設、貯水池、汚水処分場に ついて説明があった。いずれも土木遺産にふさわしい景観をしてると共に、現在も現役で活躍していることに驚かされた。日本は世界で最もおいしい水に恵まれており、その根底を支えて来たのが、古来より受け継がれてきた”土木遺産”であり、それを次の世代へ引き継ぐことの大切さを痛感させるご講演であった。 |
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